ポンコツ金融ウーマンの本棚。

読んだ本や思考の記録を綴っていくブログです

ブックレビュー(7)『読まずに済ませる読書術』ー完璧主義から脱却しよう!

皆さんは、読書に対して苦手意識はないだろうか。本は初めから終わりまで最後まで読まなければならず、内容もしっかりと理解すべきもの。そんな風に思っている人はいないだろうか。以前、自分も読書へのこうした固定観念から、本は好きでありながら読むこと…

ブックレビュー(6)『会社を使い倒せ!』ーアクションを起こそう、自分から!

「会社を使い倒す」。前からずっと、もっと、自分はそうしたいと思っていた。だからこの言葉と、自分の感じていたことがぴたりと合った感覚がして、たまたまウェブで見かけたこの本をすぐに購入した。本を手に取りパラパラとめくると、文章にちりばめられた…

ブックレビュー(5)『NO HARD WORK! 無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方』ー穏やかに働き続けるために、できること。

3月も半ば。残業の日々が続き、せわしなく仕事に追われ、「早くこの状況から解放されたい!」と思っている方も多いかもしれない。 今日ご紹介する本は、そんな思いを抱えている人にはうってつけかもしれない。世界的なソフトウェア開発会社、「ベースキャン…

ブックレビュー(4)『夜と霧』ー誰にも奪えない、各人の未来を信じよう

心理学者、ヴィクトール・E・フランクルが、アウシュヴィッツで有名な強制収容所での収容所生活を被収容者の一人として綴った本書は、今なお多くの人に読み継がれる名作である。 『夜と霧 新版』ヴィクトール・E・フランクル(みすず書房) 「読もう、読もう…

ブックレビュー(3)『翻訳できない世界のことば』ー言葉と世界のつながりに、心が温かくなる

私たちは、コミュニケーション手段の一つとして言葉を用いる。しかし、時に言いようのない気持ちになったことはないだろうか。本書を手に取れば、そんな言葉にするのが難しい感情を表現する、ぴったりの言葉が見つかるかもしれない。 本書では、著者エラ・フ…

ブックレビュー(2)『LIFE SHIFT』ー人生100年時代、私たちはどう生きるか

私たちは長寿化の波の中に生きている。どうやらそれは今後も続いていき、今幼い子供たちは100歳以上生きることが当たり前になるようだ。 ロンドン・ビジネススクール教授のリンダ・グラットンとアンドリュー・スコットは著書『LIFE SHIFT』の中で、「100年ラ…

ブックレビュー(1)『決定版 銀行デジタル革命』ー私たちは現金を持たなくなるのか

「フィンテック(FinTech)」をご存知だろうか。 Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語であり、これまでの金融のあり方を多様に変えるのではないかと話題になっている。 キャッシュレス化はその一つだ。長きにわたり現金が用いられてきた…